小さい頃から、母の肩を叩いたり、揉むことが好きでした。

高校生の頃は、友達の肩を揉んであげていました(笑)

しかし、それを職業にしようとは思わず、普通に会社に就職して、営業職や事務職をしていました。

仕事は、とてもやり甲斐もあり、いい先輩たちや仲間たちに恵まれ、楽しかったのですが、やはり心のどこかで、(これは違う、私のやりたい仕事ではない)と思っていました。

そして、思い切って会社を辞め、鍼灸師の道に進みました。

最初はあん摩マッサージの資格を取ろうと探したのですが、学校見学のときに、たまたま生徒同士で鍼の練習をしている光景に出くわしました。

鍼を刺している姿を見た瞬間、(私もこれやりたい!!!)と思い、鍼灸学校への入学を決めました。



なぜ、今やっている東洋医学(中医学)に興味をもったかというと、それは実体験からでした。

会社員時代、よくめまいがしていました。

めまいの原因は分からず、1週間くらい会社を休むこともありました。

鍼灸の学校に進んでからも、めまいに悩まされることもありました。

 

鍼灸学校3年生の初夏、まためまいがしていました。

この時は、一週間以上続いていました。

しかし、出席日数のため、なんとか学校に行ってる、という感じでした。

関口先生(今でもこの先生の研究会で勉強しています)の課外授業のとき、先生にめまいが治らない、と相談しました。

先生はその場で鍼をしてくださいました。

けっこう強烈な刺激でしたが、その一回の鍼治療で、今までどうしても治らなかっためまいの性質が変わりました!!!

ずーっと、頭がぐらぐら揺れるようなめまいが続き、揺れている世界の中をなんとかまっすぐ歩こう、と頑張っているような状態でした。

めまいが続き、精神的にもうつっぽかったのですが、この鍼で変化がありました。

めまいは、雲の中を歩いているようなふわふわした感じに変わり、うつっぽかったのが、急に楽しくなってしまい、笑いが止まりませんでした(笑)

(もう一生治らないかも)と暗かった気持が、一気に暗雲が去って、晴れ晴れした気分に変わりました!

その後、先生の鍼治療と漢方薬で、めまいは治りました。 

 

卒業後は、その先生の主催する早稲田中医臨床研究会で勉強を続けています。

そのメンバーたちと一緒に「わたしの東洋医学」の執筆に関わらせていただきました。

 

この本は、専門家ではない一般の女性向けの本です。

自分の気になる症状について、チャート式で調べらるようになっています。

 

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